転職資格・職業解説|相模原市税理士.jp

国家公務員試験対策

国家公務員試験に向けての学習について、まずは大学卒業者向けの試験を目指すのかあるいは高卒程度の試験を目指すのかによって分かれています。大学卒業生向けになると国家一種つまりキャリア官僚向けになり、この試験の場合は東大などの有名大学卒業生向けになります。国家二種は大学卒業生向けになりますが、キャリア官僚というわけではなく一般職としての採用を考えればよいという話になります。

高卒の場合は国家3種と呼ばれていて、明らかに採用枠が狭まります。地方ごとでの採用という形になり、東京にある本省などに呼び戻されるケースはごくまれになります。地方で生き、地方で職を終えるという覚悟のもとで就職する形になります。ただし、まれに東京などの本省に呼び戻される人もいます。

大卒の場合は基本試験45問にさらに経済学や法律関係の専門試験が加わるために、勉強をするべき範囲が広がります。その一方で、高卒の場合は一般試験45問だけでよいというメリットがあります。なお、これ以外にも120問からなる早解き問題がありますが、これはある意味訓練なので、練習を続ければそのうち解けるようになります。
このように高卒で受験するのか大卒で受験するのかによって、難易度が大きく変わる試験になります。