社労士は試験科目がとても多く、普通にテキストを一通り読むだけでもかなりの時間を要します。ですので、要領よくこなしていく勉強法を確立しておく必要があります。
労働保険関係と社会保険関係とに二分されますが、どのテキストも労働保険から始まっています。ところが、試験は労働保険のほうが難易度が高く点数になかなか結びつきません。社会保険に関する科目は比較的取り組みやすく点数も取りやすいのですが、労働関係の勉強からスタートするとなかなかここまで目を通していないことがおおく、結果点数に結びつかないのです。
ですので、まずは社会保険からはじめます。ここである程度やってから労働保険をします。そのあと労働保険、社会保険の一般知識を一通りやるのがベストです。
過去問もそのやり方がよいでしょう。現実に試験は社会保険の問題は1科目10点あるので、一般知識を別にすると実に30点を占めます。かなりの比率ですので社会保険関係を得意にすると合格は近づきます。
労働関係は保険関係の労災と雇用保険を重点的にして労働法や安全衛生法はそのつぎぐらいでいいでしょう。勉強法としてのポイントは間違っても頭からしないことです。効率よくしないとこの試験は間に合いません。