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行政書士試験対策

行政書士は、国籍や学歴、年齢に関係なく誰でも受験することができ、合格後は独立開業することもでき、同じ法律系の司法試験や司法書士試験、弁理士試験などと比べても難易度が低く、人気の資格です。他の試験が相対評価なのと異なり、300点満点中180点であれば合格という絶対評価の試験なので、対策しやすいと言えます。但し、法令科目5割、一般知識4割を下回ると不合格です。

その年の問題の難易度によって合格率が上下します。試験の内容は、法令科目と一般知識科目に分かれます。法令は、憲法、行政法、民法、商法、基礎法学です。一般知識は、政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解です。法令科目では、問題数の多い行政法と民法の攻略が鍵です。特に、行政法は条文の知識があれば解けるレベルの問題が多いので、最重要科目です。一般知識では、何が出るかわからない政治・経済・社会よりは、ある程度範囲が絞られる情報通信・個人情報保護を中心に対策すべきです。文章理解は例年3問出題されますが、ゆっくり落ち着いて読めば解ける問題が大半なので、他の科目を素早く解けるように練習して、文章理解に時間を残すようにすると楽に解けます。かつては独学で十分と言われていましたが、最近では、法科大学院修了者が多数受験するようになって問題レベルも難化する傾向にあります。受験される方は、しっかりと対策されることをお勧めします。